令和6年1月14日（日）にJR自治医大駅東口ロータリー内にて、出発式を行いました。

今回の実証実験は、既存営業バス路線（ 自治医大線： JR自治医大駅～自治医科大学附属病院）において実施しました（片道約0.9km）。運行ダイヤの一部において、自動運転バスに置き換え、平日は58便のうち19便を、土曜・日曜・祝日は38便のうち19便を自動運転バスに置き換え、1便あたり乗車定員最大55名で運行しました。

平日は病院に通院する方、お見舞いの方を中心にご乗車いただきました。土曜・日曜・祝日は地元住民の体験機会を創出するため、無料乗車券を配布し地元の方を中心に多くご乗車いただきました。

実験車両は、エルガミオ（いすゞ自動車製）を使用しました。自動運転時は、高精度3次元点群とLiDAR、GNSSアンテナ等を使用して走行しました。緊急時には運転席に座るドライバーが安全確保のため手動介入を行いました。 （自動運転レベル2）

自動運転技術に対する理解促進のため、車内では運転席の後ろにディスプレイを設置し、車両制御の状態、LiDARの検知状況および車両搭載カメラの映像を投影しました。また、車内スタッフによる自動運転バスの仕組みについての説明を行いました。

令和5年10月29日（日）に開催された第12回下野市産業祭において、下野市実証実験のPRや実験車両ラッピングのデザイン投票、バスの自動運転に関するアンケート等を実施しました。

セレモニーの様子	走行中の様子